5 地域の連携・交流の促進 (1)地域を支える生活幹線ネットワークの形成  医療や教育等の都市機能を有する中心地域への安全で快適な移動を実現するため、現道拡幅等による隘路の解消と道路網の整備を支援している。また、合併市町村の一体化を促進するため、合併市町村内の中心地や公共施設等の拠点を結ぶ道路、橋梁等の整備を総務省と連携して市町村合併支援道路整備事業により推進している。 (2)都市と農山漁村の交流の推進  条件不利地域(過疎、山村、離島、半島、豪雪地域)における廃校舎等の既存公共施設について交流施設等への改修整備を支援する集落活性化推進事業、幹線道路網の整備による広域的な交流・連携軸の形成、田園居住を実現するための住宅・宅地供給、交流の拠点となる港湾の整備等を実施している。  また、グリーン・ツーリズム等のニューツーリズムの推進や「オーライ!ニッポン会議」の活動支援等、関係府省と連携して都市と農山漁村との交流を推進している。 (3)地方定住等の促進  地域づくり活動への参加や農業・産業体験を通じた都市住民と地域住民の相互交流等UJIターンや地方定住に関する事業を実施している市町村の情報について、国土交通省ホームページで情報発信を行っている注1。また、二地域居住人口、交流人口、情報交流人口といった多様な人口の視点から地域への人の誘致・移動を促進するため、二地域居住等に関するサイトで情報発信を行っている注2。  さらに、多岐にわたる地方の住宅政策の課題に対応するため、社会資本整備総合交付金による地方公共団体の空き家住宅及び空き建築物の活用等への支援、住み替え・二地域居住に関する地方公共団体等の施策情報や全国の空き家バンク等の情報の提供等を行っている。 注1 http://www.mlit.go.jp/kokudoseisaku/chisei/crd_chisei_tk_000007.html 注2 http://www.mlit.go.jp/kokudokeikaku/nichiiki/index.html