コラム 史上初の訪日外国人旅行者数1,000万人達成!  平成25年12月20日、史上初の訪日外国人旅行者数1,000万人を達成しました。  これまでのビザの発給要件緩和やオールジャパン体制での訪日プロモーション等が功を奏し、24年の訪日外国人旅行者数は約836万人となり、震災等の影響からほぼ回復しました。そして25年には、訪日外国人旅行者数1,000万人達成に向けて、様々な訪日旅行促進の取組みを実施しました。具体的には、7月以降実施してきた東南アジアへのビザの発給要件緩和、訪日プロモーションの実施等、政府を挙げて官民一丸となって取り組んできた諸施策に加え、観光庁が実施するビジット・ジャパン事業を可能な限り年内に前倒しするとともに、新規事業を追加実施しました。更には自治体、経済団体、企業等、国内外の関係者に日本への視察旅行招請等の実施について協力を依頼しました。  こうした取組みの結果、ビジット・ジャパン事業開始10周年目の節目となった25年12月20日、史上初の「訪日外国人旅行者数1,000万人」を達成することができました。  12月20日の1,000万人達成日には、太田国土交通大臣出席のもと、成田国際空港において1,000万人達成記念セレモニーを開催しました。セレモニーでは、太田大臣より1,000万人達成宣言がなされ、1,000万人到達者として、家族旅行で訪日されたタイの方へ、記念品等の贈呈がなされました。 1,000万人達成セレモニーの様子  今後、2020年に向けて、訪日外国人旅行者2,000万人の高みを目指し、オリンピック・パラリンピック東京開催決定、富士山の世界文化遺産の決定、和食の無形文化遺産の決定などの国際的な注目度を最大限に活かして、日本が世界に誇る美しい四つの季節、豊かな観光資源に加え、安全で清潔で快適な「まち」、そして「おもてなしの心」など、世界の人々の心に響く素晴らしい魅力を世界に発信し、1人でも多くの外国人の方にお越しいただける取組みを実施していきます。