第1節 インフラシステム海外展開の促進

コラム 国際不動産見本市「MIPIM JAPAN」が日本で初開催

 平成2年よりフランス・カンヌで四半世紀にわたり開催されている国際不動産見本市「MIPIM(Marche International des Professionnels de l‘Immobilier)」が、国土交通省、観光庁、金融庁及び東京都の後援により27年5月20・21日の2日間、東京で「MIPIM JAPAN」として初めて開催されました。
 「MIPIM」は投資家、デベロッパー、設計会社、メーカー、自治体等が一堂に会し、都市や不動産開発に関する情報収集や商談、新規マーケットの発掘、シティセールス等を行う場です。27年3月のカンヌにおいては世界89ヶ国・地域から約23,000人が参加し、不動産関連のイベントとしては世界最大級の規模といわれています。
 第1回となる「MIPIM JAPAN」には世界30ヶ国・地域から2,500人以上が参加し、40を超えるカンファレンス、国内外56の企業・自治体による展示、参加者同士のネットワークを広げる交流イベントが行われました。基調講演では、不動産団体連合会及び不動産証券化協会の岩沙弘道会長や舛添要一東京都知事から、日本への投資を呼び掛けるメッセージが発せられました。
 
MIPIM JAPAN 上段写真左
MIPIM JAPAN 上段写真左

 
MIPIM JAPAN 上段写真右
MIPIM JAPAN 上段写真右

 オープニングパーティーでは、太田国土交通大臣(当時)から「日本の都市を世界の交流の舞台としていく。」「日本の都市開発の技術やノウハウは、世界の都市をより良いものとすることに貢献できると確信している。」旨を述べました。
 28年9月には「MIPIM JAPAN - ASIA PACIFIC 2016」が大阪で開催される予定です。国土交通省は都市開発・不動産をテーマとした国際的なMICEの定着に向けて今後も取り組んでいきます。
 
MIPIM JAPAN 写真左
MIPIM JAPAN 写真左

 
MIPIM JAPAN 写真右
MIPIM JAPAN 写真右


テキスト形式のファイルはこちら

前の項目に戻る     次の項目に進む