コラム バリアフリー・ストレスフリー社会の実現に向けて
スマートフォンを始めとする情報通信技術の普及・技術革新や、米国のGPS衛星を補完する準天頂衛星が平成30年度には4機体制となることなどにより、自分がどこにいるか、最適な移動ルートはどれかといった情報が、屋内外問わず現在よりも更に正確にわかるようになると期待されています。
このような技術を活用して、衛星の電波が届きにくい地下街や建物内でも自分のいる位置が正確に分かるようにするため、屋内電子地図やビーコンと呼ばれる送信機等を整備することで、様々な民間サービスが生まれて、ますます便利になるとともに、高齢者、障害者、訪日外国人等をはじめ、誰もがスムーズに移動・活動できる社会、いわゆる「バリアフリー・ストレスフリー社会」の実現が見込まれています。