第1節 ユニバーサル社会の実現

■4 歩行者移動支援の推進

 高齢者や障害者等も含め、誰もが屋内外をストレス無く自由に活動できるユニバーサル社会の構築に向け、ICTを活用した歩行者移動支援施策を推進している。
 「ICTを活用した歩行者移動支援の普及促進検討委員会」(委員長:坂村健東洋大学情報連携学部INIAD学部長)の提言を踏まえ、施設や経路のバリアフリー情報等の移動に必要なデータを継続的に収集する方法、効率的に整備・更新する手法の検討を実施するとともに、歩行空間の勾配や段差などに関する情報を入力してデータ化するツールの提供を行った。また、新横浜駅から横浜国際総合競技場(日産スタジアム)までを対象として、勾配や段差などの情報を含んだ屋内外シームレスな電子地図等を整備し、段差のない経路を案内するナビゲーションサービスの実証実験を実施した。
 
図表II-7-1-3 歩行者移動支援サービスのイメージ
図表II-7-1-3 歩行者移動支援サービスのイメージ


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