第1節 ICTの利活用による国土交通分野のイノベーションの推進

■10 スマートシティの推進

 平成30年8月、AI、IoT等の新技術、官民データをまちづくりに取り込み、都市の抱える課題解決を図るスマートシティに関する取組みの更なる推進を図るため、「スマートシティの実現に向けて【中間とりまとめ】」を作成、公表した。
 また、同月、日本経済団体連合会とSociety 5.0時代のスマートシティの実現に向けて、連携・協力していくことを確認するとともに、同連合会の協力も得て、同年12月から31年1月にかけて、企業、自治体を対象に、スマートシティの実現に向けたシーズ(技術)・ニーズやまちづくりのアイデアについて、提案の募集を実施し、146団体から398件の技術提案、61団体から271件のニーズ提案を受けた。
 本提案の結果も踏まえ、31年度のモデル事業の実施に向けて、31年3月からモデル事業の公募を開始し、5月に選定することとしている。
 さらに、30年10月から31年2月にかけて、北海道札幌市において「健康」を、東京都豊島区において「賑わい」をテーマとした実証実験を実施した。


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