コラム 「ウポポイ」が2020年4月オープン!  アイヌ文化の復興・創造の拠点である民族共生象徴空間が、2020年4月24日、北海道白老町(しらおいちょう)ポロト湖畔にオープンします。  民族共生象徴空間は、北日本エリア初となる国立の博物館「国立アイヌ民族博物館」、アイヌ文化の体験の場である「国立民族共生公園」、アイヌの方々による尊厳ある慰霊を実現するための「慰霊施設」から成ります。衣食住や舞踊、工芸などアイヌ文化の様々な側面を体験でき、人々の交流が生まれるような多彩な展示とプログラムの実施を予定しています。見るだけ、学ぶだけでは終わらない“体験型”のフィールドミュージアムとして、現在整備を進めています。  平成30年12月には、この民族共生象徴空間の愛称が「ウポポイ」((おおぜいで)歌うこと)に決定しました。インターネット等による全国投票(平成30年10〜11月実施)によるものですが、総得票数10,641票、47全都道府県から投票いただきました。  国土交通省では、政府目標である年間来場者100万人を達成するため、これらの施設の整備に加え、アイヌ伝統芸能上演プログラム及び体験交流プログラムの運営準備や、ウポポイの認知度向上・開業に向けた国内外への様々な広報活動を推進しています。 愛称・ロゴマーク発表(開業500日前セレモニー) ウポポイ中核区域のイメージ