6 倉庫業の動向と施策  物流の結節点として重要な役割を果たしている営業倉庫について、保管ニーズの高度化・多様化への適切な対応を図るため、参入規制の許可制から登録制への変更等の規制緩和等が行われた。適正な競争を促進し、多様なサービスの提供や事業の効率化を積極的に進める環境が整ったことにより、倉庫事業者数は増加しているところである。  また、他の物流関係事業における規制も緩和されていることを背景に、倉庫業への参入と同時期に他の物流事業許可等を取得して総合的な物流サービス業を志向する動きが加速している。