
国土交通白書 2020
第5節 北海道総合開発の推進
コラム 北海道白老町(しらおいちょう)に「ウポポイ」が誕生
アイヌ文化の復興等の拠点として、北海道の白老町にウポポイ(民族共生象徴空間)が誕生しました。令和2年4月24日に開業予定でしたが、6月現在、新型コロナウイルス感染症の感染状況等を踏まえて開業を当面延期しています。
ウポポイは、「国立アイヌ民族博物館」「国立民族共生公園」などから成り、アイヌの暮らしや伝統芸能を様々な視点から体感することができる、アイヌ文化の素晴らしさを伝える施設です。
アイヌ古式舞踊や、木彫などの伝統的な工芸披露のプログラムに加えて、3次元CGで製作した臨場感あふれる短編映像の上映、アイヌ文様を映し出す壮大なプロジェクションマッピングなど、ウポポイでしか体験できない多様なプログラムを用意しています。
ユネスコの無形文化遺産に登録されているアイヌ古式舞踊

短編映像イメージ

国土交通省では、新型コロナウイルス感染症拡大防止策を十分に講じつつ、充実したプログラムを提供するとともに、政府目標である年間来場者数100万人を目指し、ウポポイの多彩な魅力を発信していくこととしています。
ウポポイ中核区域イメージ

