4 幹線電化


  第2次5カ年計画における幹線電化の進ちよく状況は 〔I−(I)−19表〕に示すように,電化計画1,727キロ(35年度末で全国の電化率13%を40年度末に22%とする)に対し,39年度末までに1,098.2キロ,64%が完成し39年度末の電化区間は3,848.7キロとなり,電化率は18.6%となつた。このうち39年度には,中央,北陸,山陽等の各線にわたつて287.4キロの電化工事が完成した。

  40年度にはじまる新長期計画では,複線化計画区間3,200キロに対応して3,100キロを電化するとともに,非電化区間をディーゼル化して無煙化をはかるが,これにより,電化率は,46年度末において34%(約6,900キロ)となる。40年度予算においては,電化,電車化に165億円(39年度96億円),ディーゼル化に127億円(39年度79億円)を計上している。


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