(1) 宿泊対策


  観光事業審議会は,昭和37年7月13日,オリンピック東京大会時には,「東京及びその周辺地域に最高時に1日約3万人の外客が滞在するものと思われる」旨答申したが,この推定を基礎に,総理府内のオリンピック東京大会準備対策協議会において 〔IV−37表〕のとおり外客宿泊施設整備計画が作成された。

  そこで,この整備計画に従い,ホテル,旅館,ユースホステルについては運輸省において,また改良旅館,船中泊,民泊,プレスハウス等については東京都と神奈川県において,それと同表のとおり各種宿泊施設の整備が行なわれた。
  また,これらの宿泊施設に対する予約は,東京都が関係者と協議し作成した予約方式により行なわれ,ユースホステル,民泊,改良旅館,その他の予約は,東京都のオリンピック補助宿泊施設事務所で直接取扱われた。


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