3 自動車の生産および販売
(1) 生産
昭和41年度の自動車の生産は,四輪車以上で250万台を越え,対前年度比29.5%の増加を示した。そして二輪車は依然として世界第1位を確保し,四輪車は世界第4位からイギリスを抜いて第3位に躍進し,昭和42年度には西ドイツを抜いて米国に次いで第2位になるものと思われる。四輪車についてその車種別生産をみると乗用車は98万台で世界第6位である。トラックは150万台生産されており22.3%の増加をみた。バスは2万台で,中でもいわゆるマイクロバス等の小集団用の車両の増加が続いている。昭和41年度の新型車の数は乗用車15,トラック34,バス7である。
(2) 販売
昭和41年度中,国内では213万台の自動車が販売された。内訳は,トラック132万台,乗用車77万台,バス2万台,その他2万台となつている。乗用車の販売先業種別内訳をみると,39年度より第1位になつた個人向けが約33万台と依然として首位を続けている。
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