2 海外技術協力


  わが国はコロンボ計画その他の計画により東南アジア各国から毎年若干の研修生を受け入れているが,技術研修のほかに飛行場,航空保安施設等の設置および運営並びにこれら施設の調査企画または設計段階におけるわが国の積極的な指導援助を望む声が強く,昭和41年には,ラオス国において,首都のビエンチャン空港渦走路の延長を計画するにあたり,その調査指導のため団長以下4名の団員を派遣した。今後,かかる面での海外協力が漸増するものと思われる。また,42年に空港管理および会計制度ならびに航空管制の実情視察のため台湾から約20名が,空港消防施設見学のためクウェート国消防総監が来日した。


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