第2節 国際協力


  国際連合の専門機関のひとつである世界気象機関(WMO)は,世界気象業務の円滑な運営を図り,気象情報の効果的な交換を奨励し,人類の活動に資することを目的としており,昭和42年4月現在,加盟国119,領域12に達し,人類の福祉に大きく貢献している。
  わが国は,昭和28年9月にWMOに加入し,現在,ニューデリー,ハバロフスクとともに,アジア地域における気象中枢機関としての役割を果たしており,28年10月には,国際民間航空機関(ICAO)へ加入し,東京国際空港に主航空気象台(MMO)および気象監視局(MWO)の業務を担当する東京航空地方気象台を設け,国際民間航空のための気象業務を実施しているほか,政府間海洋学委員会(IOC)できめられた国際海洋観測の黒潮共同調査(CSK)に参加するなど国際協力業務に積極的に協力している。このほか,わが国は,41年度に,第3回WMO熱帯気象専門家会議を招請し,また,わが国の代表者は,第4回シノプチック気象委員会,自動気象観測所に関する技術会議,42年4月から5月に,第5回世界気象会議ならびに第19回執行委員会などに出席した。

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