第2節 国民の海外旅行の状況


  わが国の海外旅行者数は,所得水準の向上,国際交流の増加,一連の海外渡航制限緩和措置等を反映して, 〔IV−8表〕のとおり急激な伸びを示しており,昭和43年は対前年27%増の54万1,716人と,初めて来訪外客数を上回つた。うち,沖縄以外への旅行者は対前年28%増の34万3,542人,沖縄への旅行者は対前年24%増の19万8,174人であつた。
  海外旅行者を目的別にみると, 〔IV−9表〕のとおり,43年は業務が47%,観光が45%となつており,観光の占める比率は年々増大している。

  海外旅行者の出国時期は,3月と8月がピークとなつているが,これは休みを利用して多数の学生等が海外旅行をすることが影響しているものと思われる。
  海外旅行者の旅行先を旅券に記載された国の延数からみると, 〔IV−10表〕のとおり,43年の構成比は中華民国8.0%,香港7.5%,米国5.4%,マカオ4.1%となつており,依然として東南アジア諸国を訪ずれるものが多い。
  港別に43年の海外旅行者数をみると,空港72%,海港28%となつている。うち,沖縄への旅行者をみると逆に海港62%,空港38%と海港利用の旅行者の方が多くなつている。


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