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3 物資別適合輸送の整備拡充
専用貨車による自動車輸送は,毎年急激な伸びをみせているが,44年度においても専用貨車の増備,基地の増設および専用列車の増発を行ない,台数にして年間65万台(輸送トン数で1,836千トン)と前年度を大幅に上回る実績 〔I−(I)−18表〕をあげた。
品種別に適合する専用貨物の増備と能率的な定形輸送の拡大および列車単位輸送の実施等の輸送改善施策を推進した結果,45万8,000トンと対前年比12%増の輸送実績をあげた。
国鉄と利用荷主が共同出資した東京液体化成品センターの着集約基地を44年9月にさらに強化した。この結果,設備規模はタンク数65基,タンク容量合計6,700トンとなり,輸送量で6万5,000トン増の14万9,000トンの実績をあげた。
港湾地帯の製油所と内陸消費地とを結ぶ一貫輸送体制を確立するため,着基地を建設し(42年度には高崎,上田基地を43年度には,札幌,郡山基地),発地と着地間の専用列車方式による大単位直行輸送を行なつてきた。
専用貨車による輸送は年々飛躍的に増加している。輸送品目も,当初,小麦,とうもろこし,こうりやんだけであつたが,さらに配合飼料,大豆,大豆かす,菜種等と拡大され,利用区間においても44年度に89区間が追加され,現在219区間となつた。44年度には対前年度比41%増,112万3,000トンの実績をあげた。また,配合飼料のバラ輸送に対応するため,44年1月利用荷主と国鉄との共同出資による日本飼料ターミナル(株)を設立するとともに,飼料需要地中心駅にバラ輸送用の中継基地7カ所を設け,メーカーから最終消費者までの一貫輸送を行なつて,流通経費の軽減に資している。
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