2 営業車自動車の重大事故発生状況


  営業用自動車の重大事故(転覆,転落死者または重傷者を生りた事故等)の発生件数および被害件数は 〔I−(II)−23図〕のとおりである。45年中の事故件数は8,058件で前年に日比べ12.6%減少し,これに伴い負傷者数も5.2%減少している。しかし,死者数については,4.9%増加している。
  つぎに,これを事業の種類別にみると 〔I−(II)−24図〕のとおりであり,ハイヤー・タクシー,トラツク,バスの順であつて,これを自動車1,000台当りでみると,バスは18.0件,ハイヤー・タクシーは16.0件,トラツク8.5件となつている。また,死者数ではトラツク,ハイヤー・タクシー,バスの願に多い。事故を種類別にみると, 〔I−(II)−25図〕のとおり,「衝突」および「死傷」(通行人等当該自動車に乗車していない者を死傷させた事故をいう)の2種類の事故で大多数を占めいてる。これらの事故の原因については 〔I−(II)−26図〕のように大半が当該車両の乗務員の不注意により発生したものである。

  なお,車両事故は 〔I−(II)−27表〕のとおり全体の0.7%である。車両故障事故は逐年減少しているとはいうものの,安全確保土きわめて重要であるかじ取装置,制動装置の不良に起因するものが全体の3分の1を占めており,これらに対する点検整備等の強化を図る必要がある。


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