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2 大都市における貨物輸送の確保
都市における貨物輸送は,その性質上トラツクに依存する以外にないが,交通混雑の激化による輸送効率の悪化は,トラツク事業における労働力不足の深刻化とあいまつて都市内の貨物輸送のいきづまりをしめしてきており,今後,都市内貨物輸送の確保を図つていくことが大きな問題となつてこよう。
長期的な方向としては,貨物輸送の発生源を都市外周部に移転することにより,都市内輸送の削減を図るため,流通業務施設の都市外周部への設置,都市改造による都市機能の純化等の施策が実施されており,今後も積極的に推進されていこうが,都市型産業の存在,都市の日常活動都市機能維持等のため都市にはいぜんとして大きな輸送需要が発生することとなる。
そのためには,上記の都市対策のほか,輸送の面においても保管,流通加工,配送等を一体的に取り扱うための拠点施設としての配送センターの整備,輸送の共同化,計画化等による重複,交錯輸送等の不経済な運行の排除による輸送の節約,小口貨物の集配システムの開発,ビル等の共同荷受施設,その他の荷受の改善等を強力に検討推進する必要がある。
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