海洋汚染防止法をはじめとする公害関係法令の施行に伴い,海上保安庁の監視・取締り業務は,今後ますます増加するものと考えられるので,高性能の船艇・航空機を整備し,また,監視・取締り用器材・要員等についていつそうの充実を図る必要がある。さらに,監視・取締りの強化とあわせて,廃油・廃船処理施設,工場排水共同処理施設等の汚染防止のための環境整備を促進することが必要である。