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1 概況
45年度のわが国の国内航空輸送は,国内線便数の約80%を占める東京および大阪国際空港の処理能力が限界に達したことにより,多客路線における増便は著しく困難となり,機材の大型化によつても供給量は若干増加したにとどまつた。
このような制約された供給事情から,45年度の旅客数は幹線で30%増,ローカル線で29%増と若干伸び率も鈍化した。また,座席利用率は,幹線でやや低下したが,ロ一カル線では上昇し,座席確保が困難となつた路線も生じた。
現在幹線輸送を行なつている航空企業は,日本航空(株),全日本空輸(株)および46年5月15日に日本国内航空(株)と東亜航空(株)とが合併して発足した東亜国内航空(株)(夜間便のみ運航)の3社であり,ローカル線輸送を行なつているのは,全日本空輸(株)と東亜国内航空(株)の2社である。
国内航空路線は引き続き整備拡充の方向にあり,45年度の名古屋・八丈島線,金沢・新潟・丘珠線の増設に加えて,名古屋・松山,名古屋・熊本,米子・福岡,松山・宮崎,松山・岡山の各路線が新設されたため,路線数は130路線となつた。
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