海難防止に対する意識の高揚,安全運航に関する知識技能の向上を図るため,海上保安庁では,毎年期間を定めて全国的あるいは地域的な海難防止強調運動を実施するとともに,年間を通じて,全国各地において海難防止講習会,訪船指導を実施する等積極的な活動を行つている。 47年には,11月上旬,全国海難防止強調運動を実施したほか,地域の特性に応じた地方運動を13回実施し,また,これらの運動期間中を含め,1,273回の講習会を実施し,受講者は約7万3,000人に達した。