(2) 主要幹線の電化等


  電化工事については 〔I−(I)−8表〕のとおり完成した。この結果,48年度末の国鉄電化キロは,新線を含めて合計6,961.4km(前年度末6,630.7km)となり,電化率は33.1%(同31.7%)となった。

  また,日豊本線幸崎・南宮崎間190.7kmの電化を完了し49年4月から電車の運行を始めた他,総武本線佐倉・銚子間,成田線成田・松岸間,奥羽本線羽前千歳・秋田間,長崎本線鳥栖・長崎間,佐世保線肥前山口・佐世保間,紀勢本線新宮・和歌山間等の主要幹線の電化工事を進めるとともに,非電化区間のディーゼル化を推進している。
  なお,これに関連して機関区等の運転関係区の設備,車両工場の検修設備等の増強を図った。
  一方,運転取扱い業務の合理化のためCTC化,自動信号化,継電連動化の工事を 〔I−(I)−9表〕のとおり実施した。


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