4 地震・火山噴火予知計画の推進


  地震予知については,既に地震予知連絡会が,関係省庁及び各大学等の間に設けられており,地震活動や測地測量等の観測や研究を進めてきた。今後は,将来の予知の実用化を目指して,より一層緊密な連絡のもとに,地震観測及び測地測量の強化が必要とされており,気象庁は関係省庁との連けいを保ちながら,大・中・小地震観測,海底地震計の開発・展開等地震に関する観測の強化,解析・研究の充実に努めている。
  火山噴火予知については,測地学審議会の建議により,火山噴火予知連絡会を設置し,気象庁がその事務を行うべきことが述べられている。
  このため,気象庁は,関係省庁と協議して,同連絡会を49年7月に設置し,予知のための研究・開発を積極的に推進している。


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