1 道路交通事故
昭和49年に発生した道路交通事故は,490,452件で,これによる死者数は11,432人,負傷者数は651,420人である。これを前年と比較すると,発生件数は16.4%,死者数は21.6%,負傷者数は17.5%,それぞれ減少しており,件数は5年連続,死者数および負傷者数は4年連続減少し,その減少数は,件数,死者数,負傷者数とも,史上最高であった。また,過去5年間の推移をみると,事業用自動車の重大事故の減少傾向は著しく,45年と比較すると事故件数全体が32%減少しているのに対し,事業用自動車の重大事故件数は45%の減少を示した。
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