1 幹線輸送


  昭和49年度における国鉄の主要幹線の輸送量は 〔I−(I)−2表〕のとおりで,争議行為による輸送障害はあったものの,急行及びL特急の増発等により上半期においては順調な伸びを示したが,下半期において運賃改定,景気の後退に伴う消費の停滞等もあって,平均すると伸び悩みの状態を示している。
  また,新幹線は,50年3月に岡山・博多間の営業開始はあったものの運賃改定等の影響もあって下半期はほぼ前年度並みとなった。これを年間でみると輸送人員で前年度比40%増,人キロも前年度比4.3%増にとどまった。


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