国鉄ローカル線の輸送実績は 〔I−(I)−4表〕のとおりでおおむね減少傾向にある。
これらローカル線は通勤通学輸送を主体とし,朝夕は多少混雑しても,昼間帯の利用客が極度に少い不経済な輸送機関となっている。 また,地方中小民鉄は,過疎化及びモータリゼーションの進展により年々輸送人員が減少し,加えて,人件費等諸経費の高騰により,経営状態は悪化している。このため,閑散路線が廃止され,バス輸送に代替される傾向にある。