アクアポリスは沖繩国際海洋博覧会の政府出展展示物であり,未来の海上都市を象どった観客2,400人を収容する巨大な浮遊式海洋構造物である。工事は48年8月から開始され,50年2尼にはすべての工事が完了し,4月には建造地の広島かち沖繩に曳航,設置された。通産省,運輸省,建設省からなる「アクアポリス建設推進会議」で48年7月に作成した「アクスポリスの技術基準」をもとに,運輸省では建造に当たって,技術的な監督指導を行った。