49年の要救助船舶を距岸別にみると,港内では735隻港内を除く3海里未満では962隻で,この両者を合わせると1,697隻となり,全体の68.2%を占めている。 特に,海上貨物輸送量の増加に伴い,船舶交通がふくそうする東京湾,伊勢湾及び瀬戸内海の3海域においては,衝突,乗揚げ等880隻の海難が発生し,全体の35.4%を占めている。