今後,社会の進展によってますます高度化,多様化する気象情報のニーズにこたえ得るよう,情報内容の向上,情報伝達の迅速化を図り,社会に役立つ情報の提供に努めなければならないと考えている。
そのためには,社会の気象業務に対する要請を的確には握するとともに,業務発展の原動力となる気象,海洋,地震,火山等の研究の推進を図る必要がある。さらに最新の情報処理技術,情報伝送技術,遠隔探査技術等を取り入れて,気象業務の近代化,合理化を図る必要があると考えており,当面,次のような事項について重点的に整備,推進を行うこととしている。
1 異常気象監視体制の整備
2 世界気象監視(WWW)計画の推進
3 地震・火山噴火予知計画の推進
4 気象情報提供の充実
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