1 保安検査の強化,徹底
国内各空港では,凶器類の機内への持込み防止のため,X線透視手荷物検査装置,固定式金属探知器等を驚いて旅客及び持込手荷物に対する保安検査を実施しているが,54年度においては,更に機器の新増設(広島,那覇)を行うとともに,検査要員の増強に努め,保安検査の充実を図っている。
なお,これらに加えて,財団法人空港保安事業センターにおいては,検査員の資質向上,検査体制の改善を図るべく,検査員の教育訓練,保安検査業務の監査指導等を行っている。同センターでは,このほか,新東京国際空港において自ら保安検査業務を実施している。
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