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1 我が国の海外観光宣伝活動及び外客受入活動の状況
外国人観光旅行者の誘致は,我が国に対する正しい理解を深め,相互理解を増進するだけでなく,国際収支の改善にも資するため,国は国際観光振興会を助成して,海外観光宣伝活動及び外客受入活動を実施させている。
国際観光振興会は,世界の16都市(北米7,中南米2,欧州4,アジア2,豪州1)に設置された海外観光宣伝事務所及び同事務所のない他の16都市に配置された海外宣伝嘱託員によって構成される海外観光宣伝網を通じて海外における事業を実施している。その事業の主なものは,新聞,雑誌等への広告の掲載,ニュース・リリース,資料提供,取材協力等を通じての広報の実施,旅行業界や一般旅行者を対象としたトラベル・セミナーの開催,博覧会,展示会等海外催物への参加及びその開催,宣伝印刷物の配布,観光映画の上映及び貸出,国際観光機関との共同宣伝等である。
次に,外客受入体制整備の一環として我が国を来訪する旅行者の便宜を図るため,東京,京都及び新東京国際空港の3か所に総合観光案内所を設け,各国語による日本旅行に関する情報提供・案内をはじめ,日本の文化,産業,生活等のあらゆる情報を無料で外客に提供している。東京案内所では,英・仏語による自動応答式の電話案内も行っている。また,外客に我が国の家庭を訪れ,その日常生活を知り,親しく交歓する機会を提供するホームビジット制度を実施している地方公共団体等と協力して,その紹介,あっ旋等を行っている。
国際会議・行事は,一度に多数の外客が集中的に来訪し,来訪者は観光旅行をあわせて行うのが通例であり,更にはそれを契機として内外マスコミの報道等により,海外に日本の文化,経済等を紹介する機会でもある。また,国際会議参加者は各界の指導的人々であり,その影響力は外客誘致上も見逃せない。このため,国際観光振興会は,日本側受入機関に対する国際会議の誘致及び運営のためのコンサルティング,国際機関や各種団体に対する会議の日本開催の勧奨,日本開催の決定している会議・行事への参加者増加のための活動等を行っている。
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