1 自然現象の現況
(1) 気象
主な気象災害の概要(昭和61年)
主な気象災害の概要(昭和62年9月末までの速報)
日本に影響のあった主な台風の概要(昭和61年〜昭和62年9月末までの速報)
最深積雪分布図(数字の単位はcm)〔付図1〕
梅雨期間の総雨量図(mm)(沖縄・奄美地方:昭和61年5月7日〜6月21)(沖縄・奄美を除く地方:昭和61年6月5日〜7月28日)〔付図2〕
総雨量図(mm)昭和61年8月4日0時〜8月6日9時〔付図3〕
最大瞬間風速(m/s)昭和62年8月28日〜9月1日〔付図4〕
1986年の主な世界の異常天候
(2) 地震・火山活動
地震活動(昭和61年度)
火山活動(61年度)
(3) 海象
海面水温(61年度)
北西太平洋
北緯35度以北では,平年並であった9月を除き,年度を通して平年より低くなることが多かった。特に,常磐沖では4・5月には3℃以上低かった。方,本州南方では4月に1℃前後低かったほかは,ほぼ平年並に推移した。赤道海域では1月以降0.5℃前後低かった。
北東太平洋
赤道海域では9月以降1℃前後高めの海域が広がり始め,2月には南米沿岸も含め1℃以上高い海域が大きく広がり,昭和57年以来のエルニーニョの発生が確認された。アラスカ湾からカリフォルニア半島沖にかけては1℃前後平年より高めに推移した。
黒潮と親潮の動き(61年度)
黒潮
7月に,九州東方で沖合に蛇行して流れるようになり,その蛇行部が12月には東海道沖まで移動し,そこで安定した大蛇行流路となった。
親潮
本州東岸沿いの南下は4・5月は著しく,北緯36度付近まで達したが,7月以降は平年並の北緯38〜40度付近に後退した。
昭和62年2月の海面水温平年偏差図
北海道沿岸における初終日
日本沿岸の高潮と異常潮現象(61年度)
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