国土交通省政策評価会
国土交通省政策評価会(第一回)議事要旨

1.日時 : 平成13年5月7日(月)14 :00〜16 :00

2.場所 : 国土交通省特別会議室(中央合同庁舎3号館4階)

3.出席者:

委員 石田 東生 筑波大学社会工学系教授
金本 良嗣 東京大学大学院経済学研究科教授
工藤 裕子 早稲田大学教育学部専任講師
田辺 国昭 東京大学大学院法学政治学研究科助教授
松田 美幸 麻生総研ディレクター
森田 祐司 監査法人ト−マツ パートナー(公認会計士)
山本  清 国立学校財務センター研究部教授
(上山 信一 ジョージタウン大学教授は欠席)

事務局 山本政策統括官、影山政策評価官、平山総合政策局政策課長他

4.議題:

○国土交通省平成13年度政策評価運営方針等について
○意見交換

5.議事概要:

■金本委員を座長に選出
■議事に関連しての委員からの発言概要
●国土交通省平成13年度政策評価運営方針(素案)について
  • 政策チェックアップ(業績測定)関連の公表時期をもう少し早める方が望ましいのではないか。
  • 目標達成度の測定・公表時期の議論については、目標達成度を見る出発点として、現状値をベースとした情報の公表をなるべく早く進めることはどうか。
●政策目標、業績指標、関連施策等(素案)について
  • 政策評価制度の本質を理解した作業となっている。指標作成の詳細な部分についての作業よりも、これを契機とした施策の見直し等に発展させることを望む。
  • 大組織の省であるにもかかわらず短期間によくまとめられたと思う。具体的目標の設定、公表等を行う8月まで一層の検討を望みたい。
  • 政策目標の書きぶりがやや広いものがある。国土交通省の政策のイメージにあわせてもう少し限定したり修飾語をつける等の工夫をするとより良いものになるのではないか。
  • 顧客(利用者)満足度的な指標は、「ハザードマップ認知率」の他にも更に盛り込むよう検討するべきではないか。
  • 自治体の事例で、市職員作成の指標と市民作成の指標には相違があった。今後、国民に分かりやすい表現や指標の使用となるよう一層の努力をするべきであろう。
  • 政策評価に該当するかどうかの議論はあるが、マネジメントサイク ルや仕事の進め方の改善に関する指標も検討したらどうか。
  • 難しいと思うが、全体として、アカウンタビリティを追求するか、モニタリングに重点をおくか、そのスタンスについて良く議論する必要があるのではないか。
  • 交通安全等政府全体で設定している目標の取り扱いは、省の政策評価スタンスとの関係の議論が必要かと思うが、目標等を参考情報的に示すことがあっても良いのではないか。
  • 目標値の妥当性がわかるよう、過去の実績を整理してトレンドを見せるように努める必要があるのではないか。
  • 複数の指標をもってはじめて本当の効果がわかるようなものもあるはずであり、指標の設定について工夫を続けていくべきであろう。
●政策レビュー(プログラム評価)について
  • 政策評価を実施した成果を評価することも検討しても良いのではないか。
  • 使用データや第三者知見の活用等、評価のデザインについてもよく検討する必要があるのではないか。
GET Acrobat Reader PDF形式のファイルをご覧いただくためには、Adobe Acrobat Readerが必要です。
Acrobat Readerをダウンロードしてください(無償)。
Acrobat Readerをダウンロードしても、PDFファイルが正常に表示されない場合はこちらをご参照下さい。
All Rights Reserved, Copyright (C) 2004, Ministry of Land, Infrastructure and Transport