E警察、検察、裁判001)被害者こそ、法律のプロによるサポートが必妻2)相談先について被害者は何の準備もなく交通事故にあい、そして司法制度に巻き込まれていくことになります。消滅時効が完成して損害賠償請求ができなくなったり、相手方のペースで物事を運ばれてしまい取り返しのつかない事態になるようなことがないように、疑問点等があれば、早い段階で弁護士に相談してみましょう。0日弁連交通事故相談センター(公財)日弁連交通事故相談センターでは、弁護士による自動車事故の損害賠償問題に関する電話相談や面接相談を、全国154か所(令和7年1月現在)の相談所において無料で応じています。そのため、交通事故に詳しい弁護士が多く在籍している団体です。(連絡先等:p.52参照)0日本司法支援センター(法テラス)法テラスでは、被害にあわれた方やそのご家族の状況に応じて、法制度や相談窓口の案内のほか、犯罪被害者支援の経験や理解のある弁護士を紹介しています。また、収入など一定の要件を満たす場合は、無料法律相談(刑事事件を除く)や弁護士費用等の立替えを行っています。(連絡先等:p.52参照)0民間被害者支援団体都道府県には、被害者を支援する民間被害者支援団体(全国被害者支援ネットワーク加盟の被害者支援センター)があります。こちらでは被害者に理解のある弁護士と協力関係にあります。(連絡先等:p.51参照)0犯罪被害者支援弁護士フォーラム犯罪被害者の立場に立ち、法律を分かりやすく説明することに心がけ、被害者の権利と利益を守っていくことや、犯罪被害者支援に必要な法律について研究を行っている団体です。(連絡先等:p.52参照)〇当事者や遺族の作る被害者団体被害者や遺族が作った被害者団体は、各地域に存在しています。被害者団体の中には、弁護士と協力関係にある場合もありますので、被害者団体から、被害者に理解のある弁護士を紹介してもらうことも期待できるでしょう。警察庁のホームペー 35 〇弁護土にも得意・不得意の分野があります。2□3人の弁護土に面談などをして、相談しやすい方に頼みましょう。不安なことは事前にメモなどにして相談に行きましょう。どうしても合わないときには、セカンドオピニオンのようにその他の弁護土への相談も検討しましょう。E.警塵.檎稟庁.識割についてI E-1.弁護士さがし
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