E警察、検察、裁判L. -----------------------・ •ー-•ー-•ー-•ー-•ー-•ー·•ー-•ー-•ー·•ー-•ー------------------者や家族•遺族が伝えたいことを裁判で効果的に行うことができます。どうかおひとりで抱えないでください、家族であってもこの大きな裁判という課題に向き合うことは大変なことです。支援者をたくさん見つけて「安心」を作ってください。一般社団法人関東交通犯罪遺族の会代表理事途切れない支援を被害者と考える会副代表小沢樹里37 ※コラムの内容は令和4年11月現在のものになります。コラム⑦「弁護土の選び方と面接時のポイント」私達家族は犯罪被害者となり、3つの罪名で4人の加害者と刑事裁判を経験しました。その時、弁護土探しを30箇所以上しました。経験上、弁護士は、被害者に対し法律用語や手続きを分かりやすく説明してくれました、しかしながら弁護士なら誰でもいいわけではありません。弁護土との相性の基準は人それぞれですが、弁護土と相談者という関係はさておき、「人間的に一緒にご飯を食べてもいいと思える人か?」「事件の後も長くお付き合いしたいと思える人か?」というのも一つの基準だと思います。被害者や家族・遺族として、裁判に立ち向かうには、多くの辛さと不安の連続です。{言頼出来る弁護土と出会い、安心材料を増やしましょう。【弁護土の選び方や注意点】初めて弁護土を選ぶ時や、意見の相違などから改めて弁護土を選ぶ時に気をつけることなどをまとめてみました。刑事裁判も民事裁判でも弁護士の役割が大きいのでぜひ確認してみてください。①話しやすさ、相談のしやすさ、お人柄などを実際にあって雰囲気なども確認する。②弁護士事務所の営業時間、メールや電話を含め、1可時まで連絡がとれるのかを確認する。事務所によっては、1了時以降は一切連絡が取れなくなるなど、自分の生活リズムとあっているかを確認する。③一番よくあるのは『知り合いまたは会社の弁護土に頼んだ』です。これが経験上、最も問題が起きるケースです。弁護土にも得意・不得意があります。例えば離婚に強い、企業法務に強いなどです。犯罪被害者支援への理解や被害者参加の経験の有無について、相談段階でお伺いしましょう。④ホームページ上での「交通事故に強い弁護土」は、加害者側が圧倒的に多いです。⑥弁護土面談は2人〜3人に行って、違いや相性をみてみましょう。弁護土面談は有料ですが、裁判の時に安心して相談・決断できる為の大切な時間と考えてください。⑥弁護土への接し方については、周りの意見やロコミなどを参考にしてみると良いと思います。⑦刑事裁判でも民事裁判でも、被害者参加に強く、被害者の法律に詳しい弁護士に依頼しましょう。家族に説明する時、法律の話は複雑ですが、弁護土に分かりやすく説明してもらえば良いですし、刑事裁判では、被害者参加への理解に長けている弁護士がいると、意見陳述や加害者への質問、被害者論告など、当事⑧一番怖いと思うのは、刑事裁判を軽視(無視)する弁護土です。「被害者参加しても意昧がない。」「被害者参加してもやることはないし、刑も変わらない。」「被告人の立場もあるのだから、あまりキッいことを言ってはいけない。」「民事のついでにやるから、刑事裁判は無料でいいですよ。」などを言うのは、被害回復には、刑事裁判も重要な役割をもっていることを理解していない弁護士だからです。※52ページに犯罪被害者専用の弁護士HPが記載されています。【弁護土との面接時の事前準備とポイント】精神的にも人に伝える事はとても辛く、当日、不安でも客観的に伝えられる工夫をしてみましょう。例えば、以下のようなことが考えられます。①交通事故被害者ノートを活用してみる(被害の状況が書かれており、交通事故の状況や家族構成などを見せることで説明時間が短縮できるので、本題に入りやすいです。)②一人だけではなく家族や友人とも相談して、質問や疑問、不安などをまとめたメモを作っておく。③新聞の切り抜きやネットで報道されたものや事故現場の地図(グーグルマップなど)印刷したもの。④警察や検察とのやり取り、担当者名を伝える。裁判中や裁判直前の場合、それを最初に伝える。(交通被害者ノートに記叡しておくと良いです。)⑥金銭的に困っている時、正直に伝えてみましょう。r ・ •----------------------・ •ー-•ー-•ー-•ー-•ー-•ー·•ー-•ー-•ー·•ー-•ー·•----------------1
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