事故対策事業・
ナスバについて

事故対策事業について

自賠制度では、自動車事故被害者の支援のため、重度後遺障害者、交通遺児、無保険車による事故の被害者、ひき逃げ事故の被害者等に対して被害者支援対策を実施するとともに、新たな自動車事故被害者を生まないための事故防止対策を実施しています。

独立行政法人自動車事故対策機構(ナスバ)とは

自賠制度で運用されている自賠責保険・共済、被害者支援対策、事故防止対策の3つのうち、被害者支援、事故防止対策については、ナスバが主体となり、国土交通省と連携して運営を行っています。ナスバは全国50箇所に支所を持ち、「支える」「防ぐ」「守る」の3つの事業を行っています。

「支える」被害者の支援

ナスバは、交通事故により重度後遺障害者となってしまった方、及びそのご家族・ご遺族、お子様に対して、さまざまな支援を行っています。
  • 療護施設の設置・運営による重度後遺障害者への援護
  • 自動車事故が原因で、介護が必要になった方への介護料の支給
  • 自動車事故により死亡または重度の後遺障害が残った方の中学校卒業までのお子様を対象に、育成資金の無利子貸付
  • 友の会の運営・家庭相談による交通遺児等への援護

ナスバは、自動車事故により重度後遺障害者となってしまった方、及びそのご家族、ご遺族のお子様に対して、さまざまな支援を行っています。

「防ぐ」安全指導業務

ナスバは、主にバス、ハイヤー、タクシー、トラックなど運送事業を行う運行管理者及び運転者に対して、自動車事故を減らすことを目的として、指導講習や適性診断、認定セミナー、講師派遣、コンサルティング等を行っております。
  • 運行管理者等指導講習
  • 運転者適性診断
  • 安全マネジメントサービス

ナスバは、主にバス、ハイヤー、タクシー、トラックなど運送事業を行う運行管理者及び運転者に対して、自動車事故を減らすことを目的として、指導講習や適性診断、認定セミナー、講師派遣、コンサルティング等を行っております。

「守る」アセスメント業務

ナスバは、販売されているチャイルドシートに対して、本体の構造、車への装着性、着座のさせやすさ、取扱説明書等の項目について、使用性評価試験を行なっており、機種ごとの点数を公表しています。
  • 自動車アセスメント
  • チャイルドシートアセスメント

ナスバは、より安全な自動車・チャイルドシートの普及のため、自動車アセスメント事業として、一般に販売されている自動車やチャイルドシートに対して、安全性能の評価を行い、自動車ユーザーの皆様に情報提供しています。