自動車

重度脊髄損傷者に対する中長期入院の検討等に関する調査

 令和3年7月に自動車事故被害者・遺族団体、有識者を委員とした検討会でとりまとめられた「今後の自動車事故被害者救済対策のあり方に関する検討会 報告書」において、自動車事故による重度脊髄損傷者への今後の対応として、「回復期以降においても引き続き、病院に入院してリハビリテーションをはじめとした治療を受ける必要があると認められる自動車事故により脊髄を損傷し、重度後遺障害者となった者を受け入れる病院を選定し、これらの者を受け入れる環境整備を検討すべきである」ことが示されました。 
 こうした状況を踏まえ、国土交通省では、自動車事故による重度の脊髄損傷者が、回復期を経過した後の維持期・慢性期において十分なリハビリテーションの機会を確保するための環境整備に必要な支援方策について、令和4年度に有識者らを委員とした検討会を開催するなどの調査研究事業を実施し、重度脊髄損傷者に対応した療護施設に係る委託基準(実施主体、設置地域、効果検証の方法や受託病院に求める基準等)を策定いたしました 。 
 令和5年度ナスバ(独立行政法人自動車事故対策機構)において、受入れ病院の公募をした結果、令和6年3月26日からモデル事業重度脊髄損傷者受入環境整備事業)を開始。 

お問い合わせ先

国土交通省物流・自動車局保障制度参事官室
電話 :03-5253-8111(内線41-420)

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