2050年のカーボンニュートラル実現に向けて、運輸部門においては地球温暖化対策推進法に基づく「地球温暖化対策計画」の中で、2030年にCO₂排出量を2013年比で35%削減するという中期目標が掲げられており、運輸部門のCO2排出量の約4割を占めるトラック輸送について、CO₂排出量削減に資する取り組みを強化していく必要があります。
また、トラック運送業界における担い手不足が深刻な状況にある中、トラックドライバーの労働環境の改善も喫緊の課題であります。
本施策では、トラック輸送の効率化によるCO₂排出量削減効果を定量的に示す事により、CO₂排出量削減に資する効率的な輸送形態への転換を促進するとともに、トラックドライバーの労働時間の短縮や荷役作業の負担軽減等の働き方改革に資する取り組みの観点からも有効であることを明示するため、優良事例を取りまとめた「取組事例集」及び「プロモーション動画」を作成しました。
長時間労働の改善とCO₂排出量削減を進めるため、是非、本取組事例集等をご活用ください。
●荷主と運送事業者の協力による長時間労働の改善とCO₂削減に向けた取組事例集
●荷主と運送事業者の協力による長時間労働の改善とCO₂削減に向けた取組リーフレット
●プロモーション動画 (※国土交通省のYouTubeチャンネルへ移動します)
・運行情報データの活用による中継輸送
・リターナブル物流容器による共同輸送
・配送ルートの合理化と仕分け作業の効率化