平成9年度以降、国土交通省自動車交通局が中心となり、総合政策局等とも連携の下、実証実験の実施や事業者啓発活動を通して取り組んできた、公共交通情報提供に関する取り組みの経緯を以下に整理する。

1.       【平成9年度】 横浜市を舞台としたリアルタイムバス位置情報の提供に関する実証実験
初のリアルタイムバス位置情報のインターネットでの配信実験。

2.       【平成11年度】 バス情報総合利用案内システム実証実験
東京23区内に発着地点を持つ路線バス等の時刻表等固定情報のインターネットによる配信実験。都内の複数事業者の情報を一つのホームページから閲覧可能とした。

3.       【平成12年度】 札幌市公共交通情報提供システム実証実験
札幌市内のバス、JR、地下鉄、路面電車の時刻表情報等を一括提供。複数交通機関、複数事業者を跨る経路検索にも対応。一部区間にてリアルタイムバス位置情報の提供を実施。インターネットに加え、携帯電話でも情報提供を実施。

4.       【平成12年度】 沖縄・交通観光情報システム実証実験
沖縄市内を中心とした路線バス(4事業者)について、バス相互間の乗り継ぎ案内や時刻表情報等を、インターネットと携帯電話により提供。

5.       【平成13年度】 九州高速バス情報提供システム実証実験
福岡−大分間の高速バス事業者(5社)のリアルタイムバス位置情報と到着予測時刻を、インターネットと携帯電話に提供。

6.       【平成13年度】 新潟・高速バスロケーションシステム実証実験
新潟県内の高速バス事業者(4社)のリアルタイムバス位置情報と到着予測時刻を、インターネットと携帯電話に提供。

7.       【平成13年度】 「公共交通情報データ標準」の策定
XMLを用いた、バス利用情報に関するデータ標準を策定。あわせて、パンフレット『効率的なバス情報提供に向けて』を作成し、バス事業者の意識啓発を実施。

8.       【平成14年度】 「公共交通情報データ標準」の実サービスへの適応に関する実証実験の実施
岐阜・広島地区を舞台に、複数のバス事業者の情報を、「公共交通情報データ標準」を活用し効率的に情報提供を実施する方策に関する実証実験を実施。

9.       【平成15年度】 最適経路選択支援システム(ゆりナビ)実証実験
リアルタイムバス位置情報を加味したバスの乗り継ぎ経路案内に関する実証実験。インターネット及び携帯電話によって情報提供を実施。


T.公共交通情報提供のメリットと国土交通省の取り組み
2.公共交通情報提供に関する国土交通省の取り組み
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