「トラガール促進プロジェクト」はトラガールを目指す女性の道しるべとなるとともに、経営者等に新しい視点を提供し、業界のイメージ改革を図るための取組です。

2016年8月25日

　

　平成28年7月13日（水）、第47回全国トラックドライバー・コンテストで優秀な成績を収めた選手たち（うち1名はトラガール）は、安倍晋三内閣総理大臣と、石井啓一国土交通大臣を表敬訪問しました！
　今回は、石井大臣表敬訪問の様子をご紹介します。

○　全国トラックドライバー・コンテストとは

　全国トラックドライバー・コンテストは、「交通事故ゼロを目指して」をスローガンに（公社）全日本トラック協会が主催するもので、トラックドライバーの法令遵守と運転・整備点検技術の向上を図るとともに、ドライバーにプロとしての誇りと社会的責務を自覚してもらうこと等を目的として、内閣府、国土交通省、警察庁等の後援を得て、昭和44年から毎年開催しています。第47回大会は昨年10月24・25日の2日間で開催されました。

＜第47回全国トラックドライバー・コンテストの詳細はこちら（全日本トラック協会HP）＞

○　石井大臣表敬訪問の様子

写真左から：
田中　章路　選手（トレーラ部門優勝）
鈴木　雅惠　選手（女性部門優勝）
石井　啓一　国土交通大臣
渡邊　貴夫　選手（11トン部門優勝・内閣総理大臣賞）
矢野　修平　選手（4トン部門優勝）
宮脇　繁昌　選手（11トン部門・国土交通大臣賞）

○　石井大臣からの労いのお言葉

石井大臣は、栄冠を手にした選手を激励しました。

要旨：
　全国トラックドライバー・コンテストにおいて活躍をされた皆様、本当におめでとうございます。今回の栄冠は、皆様の日頃の厳しい訓練と、交通安全に対する取組のたまものであると思います。
　トラック輸送は、我が国の経済と国民生活を支えるライフラインであり、熊本地震の際にも緊急物資輸送で大活躍していただきました。改めて感謝を申し上げたいと思います。
　皆様には引き続き、誇りを持って日々の業務に励んでいただき、全国のトラックドライバーのお手本として、安全運転の技術と知識を広めるなどのご活躍をいただくよう、期待をしています。

○　石井大臣との意見交換

　また、石井大臣と各選手は意見交換を行いました。石井大臣とトラガールの鈴木選手の間では、次のようなやりとりがありました。

石井大臣：
　普段のお仕事の中で、苦労されたことや、嬉しかったことはありますか？

鈴木選手：
　最初は現場で「女性で大丈夫なのか？」と言われるなど、苦労することはありました。一方で、荷物の積み降ろし作業を手伝ってもらえるなど、気を遣ってもらえることもあり、そのようなときは嬉しかったです。
　頑張れば努力を認めてもらえるのが、この仕事のいいところだと思っています。

選手の皆様、今後も生活と経済を支えるライフラインの担い手として、現場や安全指導・教育の場でご活躍ください。
おめでとうございました！

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