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「トラガール促進プロジェクト」はトラガールを目指す女性の道しるべとなるとともに、経営者等に新しい視点を提供し、業界のイメージ改革を図るための取組です。

Vol.12 時間に正確な新聞輸送のエキスパート  

S、Mドライバー   七福運送株式会社(神奈川県座間市)

S、Mドライバー  
 主に新聞輸送を業とする同社では、社内ドライバー約120名のうち8名が女性。

 チームワークを大事にする社風で、職場が活気に満ちており、ドライバーの定着がとても良い。約20年超勤務するドライバーも!!

 あり余るほどの元気で育児や家事と両立しつつ、体を動かして自分らしく仕事をしている2名のトラガール!




○トラックドライバーを目指したきっかけ 

S、Mドライバー

 内勤の事務職やスーパーのレジパートのような仕事よりも、トラック輸送のように体を動かせる方が自分らしくいられる仕事で長く続けられると思ってトラックドライバーに。(Sさん)
 
 もともと事務員として別の輸送会社で働いていたが、同僚に4~5人の女性ドライバーがいて、とてもカッコイイ!と思い、ドライバーに転身!(Mさん)



○男性ドライバーにかなわない面はあるけれど・・・

1日のスケジュール

 車両のメカニック的知識はどうしても男性に劣っているし、タイヤ交換などでは男女の力の差を痛感させられます。
 しかし、チームワークを大事にする会社で、同僚ドライバーがお互い助け合える職場なので、周りのサポートで乗り越えられています!

○仕事がある日の1日のスケジュールのイメージ

 朝刊・夕刊があるという新聞の特性上、通常、1日2回(4H×2回/日)出社。
 2人とも、保有免許は普通免許のみ。通常使用する車両は2㌧車。

○仕事のやりがいを感じるとき

S、Mドライバー

 寒い日に、トラックの荷台の端っこに、さりげなく温かい飲み物が置かれていたりすることがある。お客様がドライバーのことをよく見て下さり、温かく労って頂くと、本当に嬉しいです。
 育児や家事は両親や夫のサポートをもらいつつ両立できている。こうした状況から、ドライバー業務に転身して以降、必然的に親や夫との会話が増えているのも、嬉しく思います。

 常に、誰かに必要とされているという使命感や責任感をもって仕事ができるときに、仕事のやりがいを感じます。

○普段こころがけていること

・無事故無違反!
・風邪をひかないこと!

○トラガールを目指す女性へのメッセージ

 明るくてやる気があれば、必ず誰かが助けてくれます。ぜひどんどん入ってきて欲しいです!

 新聞輸送は、1回の業務時間が約4時間なので、時間管理次第では、非常に女性にとって働きやすいと思います。

■女性ドライバーに対する経営者からの評価■

 女性ドライバーは、お客様(新聞販売店)とのコミュニケーションが円滑で、お客様から評判がとても良いです。
 新聞輸送は時間管理が極めて重要な世界ですが、男性に比べて女性の方が時間に正確な傾向にあるのではないでしょうか。

 また、女性ドライバーの運転には、特に思いやりを感じることがよくあります。女性がいるだけで職場の空気が明るくなります。自社でももっと女性を増やしたいと思っています!!

トラガールの軌跡
「トラガールの軌跡」では、実際に活躍しているトラガールの皆さんや、経営者の方にお話をうかがい、仕事のやりがいや女性活躍に向けた工夫等を紹介しています。

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