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AIR-meeting2019を開催しました

武田委員長挨拶

ミーティングの様子

集合写真

AIR-meeting2019開催

Accident Investigator Recorders)

 AIR-meetingは、各国のフライトレコーダー解析担当者が調査業務から得た経験を共有し、新しいレコーダーやICAO等の規定改訂の動向について話し合う場として、2004年にNTSB(米国)で初めて開催されました。
 本年は、日本が初めてホスト国となって開催し、2019年9月10日(火)から12日(木)の3日間、15の国・地域、19組織から33名が参加しました。

 

 本ミーティングでは、各組織の解析ラボについて紹介が行われ、解析業務を行う上で必要な装置や、有用な器材について知識を得ることができます。また、事故分析における新しい解析手法や経験についても発表が行われ、解析技術・知識を共有し、各事故調査機関の解析技術を向上させています。 今年は、デジタルフォレンジック・音響解析・映像解析・データ解析等の手法について発表が行われました。
 解析担当者が直面している、レコーダーや規定類に関する問題について、各国の代表から様々な意見が出し合われ、熱心な議論が交わされました。休憩時間においても、活発に意見交換がなされ、世界中の事故調査解析担当者間で情報の共有化が図られています。

 

 運輸安全委員会は、このような国際ミーティングにも引き続き参加し、事故調査における解析能力を高め、運輸の安全性向上に貢献して参ります。