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東流時の早鞆瀬戸で、東行船が航路の左側に圧流されて西行船と衝突
F 丸 : 貨物船 392トン 乗組員5人 石炭灰280トン 山口県徳山下松港→関     門港小倉区
    船長:71歳 五級海技士(航海)免許
D号 : 貨物船 5,264トン 乗組員13人 空倉 韓国釜山港→水島港
    船長:49歳(国籍 韓国) 通峡経験は豊富(船長としての通峡は2回目)
発生日時場所 : 平成15年4月20日05時05分 関門海峡早鞆瀬戸
気象    : 小雨 風力1 西風 視程約3海里 東流約4ノット
       山口県西部に濃霧注意報

海難の概要 http://www.mlit.go.jp/maia/04saiketsu/16nen/moji/mj1607/16mj026yaku.htm(本 海難の裁決書)
 F丸は,船長が自ら手動操舵に就き,関門航路の中央寄りを早鞆瀬戸に向けて西行した。船長は,右舷側の陸岸との離岸距離をとることに気を 取られ,船首方から接近するD号の灯火に気付かないまま西行中,一方,D号は,門司埼沖を関門航路東口に向けて順流で東行中,F丸の灯火を視認していたも のの,右転する時機が遅れたため,下関側へ圧流されて航路の左側に入り,右舵10度をとって右回頭を始めたが,衝突した


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