国土交通省では、共同住宅(賃貸住宅及び分譲マンション)を対象に、事故防止や防犯対策などの子どもの安全・安心に資する住宅の新築・改修の取り組みや、
子育て期の親同士の交流機会の創出に資する居住者間のつながりや交流を生み出す取り組みに対する支援事業である「子育て支援型共同住宅推進事業」を実施しています。
令和7年度事業の募集は4月1日(火)から開始しました。
【事前相談期間】
申請にあたっては、期間中に事前審査をクリアする必要があります。
<賃貸建設型>
令和7年4月1日(火)~令和7年9月30日(火)
<賃貸改修型・分譲改修型・宅配ボックス設置のみ>
和7年4月1日(火)~令和8年1月30日(金)
※予算執行状況により期間を変更する場合があります。申請をお考えの際はお早めに事務局へご連絡ください。
内容は、下記の<子育て支援型共同住宅推進事業 申請・お問い合わせ窓口>専用ホームページをご確認ください。
<子育て支援型共同住宅推進事業 申請・お問い合わせ窓口(事務局)>
電話:03ー6659ー8875
受付時間:10:00~17:00(土、日、祝日、年末年始を除く)
専用ホームページ https://kosodate-sc.jp/
「宅配ボックス設置」が補助対象に追加されました!(令和6年1月19日~)
○概要 :宅配ボックスの設置工事について、子育て世帯の入居率に応じて、最大50万円を補助
○対象住宅:子育て世帯の入居率が3割以上の既存の共同住宅等
※詳細は、上記専用ホームページまでご確認ください。
○対象者 :賃貸オーナー、サブリース事業者、分譲マンションの管理組合
「宅配ボックス設置」
「事例集」を作成いたしました!
本補助事業を活用して行われた改修事例をご紹介します。
事業実施をご検討の際には、是非ご活用ください。
事例集はこちら
(1)「子どもの安全確保に資する設備の設置」に対する補助転落防止の手すり等の設置や防犯性の高い玄関ドア等の設置など、住宅内での事故防止や |
(2)(1)と併せて「居住者等による交流を促す施設の設置」に対する補助多目的室(キッズルーム・集会室)の設置やプレイロット(遊具・水遊び場・砂場)の設置など、 補助対象のイメージ
交流場所として利用できる多目的室や、プレイロットを設置 ![]() ![]() |
住宅などの窓及びベランダから子どもが転落する事故が発生しています。
消費者安全調査委員会において、住宅の窓及びベランダからの子どもの転落事故等原因調査報告書がとりまとめられました。
報告書では、事故原因について、子どもは窓及びベランダから転落する危険性が高いにもかかわらず、ソフトとハードの両面において子どもの窓及びベランダ
からの転落を防止するのに十分な住環境整備がされていないことと考えられるとされており、再発防止策として、転落防止対策をした住宅の普及、転落防止用製品
の研究・開発、転落に至るプロセス及び転落事故防止方法の周知啓発が挙げられています。
子育て支援型共同住宅推進事業は、共同住宅(賃貸住宅、分譲マンション)の新築・改修時に、住宅内での事故防止などの安全対策を目的とした補助制度です。
子育て世帯が安心して暮らせる住宅にするために、補助制度の活用をご検討ください。
▶消費者庁ホームページ 「消費者事故等調査報告書(住宅の窓及びベランダからの子どもの転落事故)」
▶国土交通省から関係団体あてに要請 「住宅の窓及びベランダからの子どもの転落事故への対応について(令和7年6月27日付)」