標記については、去る４月１４日埼玉県浦和市の小学校において防火シャッターの閉鎖による死亡事故が発生したことを受け、（社）日本シヤッター工業会（会長：岩部金吾）においては、「防火シャッター閉鎖作動時の危害防止対策検討委員会」（委員長：菅原進一東京大学教授）を設置し、関係行政機関、関係団体等とともにかかる事故の再発を防止するための対策について検討を行ってきたところである。

　この度、当該検討の成果として標記のガイドラインが取りまとめられ、社団法人日本工業会会長より建築指導課長あて報告されたことを受け、建設省は、ガイドラインの内容について、本日、各都道府県建築主務部長あて通知し、建築物の所有者、管理者等に対して周知を図るとともに、引き続き、（社）日本シヤッター工業会に対し、技術開発等の対策の推進を指導していくこととした。

　なお、本件については、消防庁及び文部省からも関係機関に対して周知を図ることとしている。