わたしたち、第2のふるさとを、
見つけました

「ただいまと言える場所」神奈川からプチ移住中の女子大生が語る、佐渡島の魅力

本州最大の島、佐渡島。山と海の壮大な自然はもちろん、広い平野と自然に恵まれ育つ豊かな食も魅力。歴史的遺構などが残り、北前船の寄港地として名残をとどめる「小木」に2022年の6月から期限付きのプチ移住している神奈川県在住、大学3年生のみねさん。みねさんにとって第2のふるさと、佐渡島にどんな魅力があるのか教えてもらいました。
佐渡島の何に魅力を感じていますか?
毎日、その土地の新鮮な物を食べられる佐渡島のライフスタイルにとても魅力を感じています。佐渡島では地産地消を推進しているそうで、島内では魚だけではなく、お米や野菜、フルーツもたくさん採れます!日々、食事をしているだけでも、どんどん佐渡島が好きになる。今はゲストハウスに住み込みで働きながら、生活しています。
佐渡島を「第2のふるさと」と感じる理由は?
地域の方が優しく迎え入れてくれることです。ゲストハウスのオーナーさんが、花火大会のお手伝いを誘ってくれたり、お向かいさんが「いつでもお茶しに来ていいよ」と招いてくれたり。一度実家に帰って佐渡島に戻ったとき、「ただいま」という気持ちになりました。みなさんのおかげで、いつでも戻ってこられる安心感がある。幸せだな、と思います。
佐渡島の景色を楽しめる場所は?
安隆寺の長い階段を登ると見える景色。山も海もある小さな港町の小木を一望できます。高い建物が少ないので、すごく貴重な場所。また、朝6時から夜9時まで、3時間ごとに安隆寺の鐘の音が町中に響きます。小木の生活のリズムを刻む場所で、小木の町を眺めると、ここで生活しているのだと実感できる。よりこの土地を好きになれる場所です。
佐渡島の自然の魅力を教えてください。
このような自然と近い距離で生活したのは人生で初めて。海辺から見る朝焼けなどの空の景色、運転している両側に広がる田んぼや野花。都心では気づかなかった一瞬一瞬に自然の美しさを感じています。佐渡島の自然に囲まれていると、成果や結果は大事ではないと思える。小さい楽しみを見つけようと前向きになれますね。
佐渡島で何をすることが好き?
佐渡島で採れた農作物で料理すること。特産品センターで働く方から「一緒に料理をしよう!」と誘っていただくこともよくあります。今日は、旬が過ぎたイチジクをコンポートにする試作中。市場に出ないもので新しいものを生み出すことがとても楽しいですし、その土地の食べ物で生活することは、地域活性にもつながる大切なことだと思います。
地産地消を楽しめるスポットは?
喜八屋ゴローカフェ。カフェで出されるメニューは佐渡産にこだわっています。私が一番好きなのは、隣町の羽茂にあるパン屋さんが作っているバゲットトースト。どこで採れたものか、誰が作ったものか分かることはすごく素敵ですよね。佐渡島の情景に思いを馳せながら、おいしいものを食べられる最高の場所です。

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