わたしたち、第2のふるさとを、
見つけました

人との出会いで元気をチャージ!気仙沼のゲストハウス滞在を楽しむ新社会人の週末。

宮城県の最北に位置する世界三大漁場の一つである港町・気仙沼。太平洋に面した気仙沼は、海の恵みを存分に楽しむことのできる食の町です。そんな気仙沼に生きる人々と自然に魅了されて、気仙沼へ通いやすい宮城県内に東京から就職をしたこういちさん。こういちさんにとっての「第2のふるさと」気仙沼には、どんな魅力があるのか教えてもらいました。
気仙沼に通うようになったきっかけを教えてください。
東日本大震災の被害を小学生のときにニュースで見て、いつか力になりたいと感じていました。大学生になり、インターンで宮城県の女川町を訪れ、東北の人たちの温かくも強い人柄に惹かれ、気仙沼にも通うようになりました。滞在するときは、ゲストハウス“架け橋”さんにお世話になります。いつも素敵な出会いがあり、エネルギーをもらえます。
気仙沼のゲストハウスはどんな場所ですか?
地域の方々と会話を楽しむことができる空間です。いろんな人と他愛のない話をすることは、僕にとっての一番の幸せ。東京は人とのつながりが希薄に感じるときがありますが、気仙沼は一人一人強いつながりがある。直感的にやってみよう!というパワーのある方が多く、夢を語ったら、皆さんが「やってみなよ」と背中を押してくれる。行くと必ず元気なれる場所です。
気仙沼のオススメの場所を教えてください。
道の駅「大谷海岸」は最高のスポット。気仙沼の海を一望できるのですが、特にデッキに登ると、海が遠くまで広がっていることがわかり、地球の広さを感じます。海を眺めていると、いつの間にか2時間経っていることも。ボーッとしながら、自然の音を楽しむ場所です。普段は何かを考えることで忙しくても、ここでは無の境地に。心のオアシスになっています。
さらに大谷海岸を楽しむコツは?
道の駅の産直コーナーには、気仙沼の特産品が集結しているので、食の町・気仙沼を楽しむことができます。ほやのおにぎりがお気に入りで、地元のものを食べると、自然とつながっているようで、生きている!という実感が湧きます。育てた人や作った人に感謝をして食べることが大切。気仙沼で採れる美味しいものを食べる時間が好きですね。
気仙沼で気づいた大切なことは?
町の歴史を知ること。気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館を訪れ、同じ日本でこんなに壮絶なことが起こっていたんだと知りました。建物は、震災当日まで宮城県気仙沼向洋高校だった校舎です。11年半たった今も、東北の方々にとっては消えない記憶。震災の教訓や事実を知ることは大切だと思います。気仙沼に来たら、足を運んでほしい場所です。
気仙沼での好きな過ごし方は?
とにかく自然を堪能すること。気仙沼に通い、意外だったことは、東日本大震災の被害が大きかったこの土地で海のことを恨んでいる方は少ないということ。自然と共に暮らすということを肌で感じることができました。都心では自然との触れ合いは限られていますよね。僕もここに来るだけで、自分自身が自然の一部になったように感じ、心が落ち着きます。

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