わたしたち、第2のふるさとを、
見つけました

弟子屈の大自然で、心がオープンに。「第2のふるさと」で叶える自然との豊かな触れ合い。

摩周湖と屈斜路湖の2つの湖を有する自然豊かな町、北海道川上郡弟子屈町。町の面積のおよそ65%が国立公園という大自然が織りなす絶景に魅了されたのりこさん。2022年7月に弟子屈町を訪れたのりこさんに「第2のふるさと」である弟子屈町の魅力を教えてもらいました。
弟子屈町に訪れたきっかけを教えてください。
弟子屈町には手つかずの大自然が残っていることを知り、魅力を感じたことがきっかけ。人間と自然の本来の距離感を学ぶことができると思いました。多くの観光客が訪れる摩周湖は、展望台から眺めることで楽しむ事ができます。“遠くから見る”という観光の形に、自然への敬意を感じました。壮大な自然に囲まれ、心がオープンになりますよ。
弟子屈町にいる人の魅力を教えてください。
町外から訪ねてくる人をウェルカムしてくれるところ。私にとって、地元の素敵な方に出会うことは旅の目的の一つ。ピュアな好奇心を持っている方々と接するうちに、心が洗われ、上辺だけの人間関係ではダメだと感じます。弟子屈町を歩く“30キロウォーク”では地元の方々が参加者に豚汁などを振舞ってくれて、皆さんの温かさに触れました。
弟子屈町の大自然を楽しめる場所を教えてください。
摩周湖です。毎日壮大な雲海を眺めることができます。魂がスーッと景色に溶け込み、私は宇宙の一部だと感じるほど美しい景色。サウナでいう“整う”のような、瞑想状態になれますよ。夜明けに行くと、釧路から毎日通っている方が、「この景色きれいでしょ」と話しかけてくれる。偶然見ることができた美しい景色を共感し合うという素敵な体験でした。
弟子屈町で自分だけが見つけたお気に入りの場所は?
弟子屈町は住宅街のお庭が素敵なことに気がつきました。お庭でささやかにガーデニングを楽しんでいる方がいて、雑草もかわいいものとして扱う優しい思いが伝わりました。お庭の前を通るだけで、明るい気持ちになります。庭先で地元の方が、いちごやゼラニウムの苗を分けてくれました。弟子屈町で出会った優しい方との思い出は忘れられません。
弟子屈町での好きな過ごし方は?
動物が人と対等に生きている生活が見たいと思い、乗馬クラブやカヌーツアーへ。動物と触れ合う時間が楽しいです。乗馬体験では、馬にブラッシングをしてから出発。カヌーツアーではガイドさんの愛犬も一緒に、屈斜路湖を案内してくれました。動物が人間のパートナーとして生きている姿が素敵で、弟子屈の景色がさらに美しく感じられます。
他に、動物との共生を感じられるスポットはありますか?
キンムトーという沼は、熊の出没地として知られています。山の奥にあり、「熊が出るかもしれない」という緊張感があります。静かにしていると危ないので「ワッワ!」と声を出しながら歩きます。熊に遭遇することは怖いけれど、熊も同じ気持ちですよね。対人間だけでなく、動物にも同じように教養を持ち、気遣うことが大事だと感じることができました。

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