わたしたち、第2のふるさとを、
見つけました

やんばるに通って20年。たくさんの生き物や自然との出会い、そしていつでも感じるのは地元の方の「やんばる愛」。

“やんばる”という愛称で親しまれている沖縄県本島北部の国頭村、大宜味村、東村。やんばる=山原の名の通り、山に豊かな森林などが多く残り、国指定の天然記念物「ヤンバルクイナ」や「リュウキュウヤマガメ」などの希少生物が数多く生息しています。
そんなやんばるに、約20年前から通い続けているのぶこさん。やんばるに魅了されたきっかけは国頭村で個人ガイドさんによるネイチャーツアーに参加したことだそうです。シ手付かずの自然に生息するたくさんの生き物。そして、いつも受け入れてくれる愛が溢れるやんばるの人たち。
「何度行っても発見がある」というのぶこさんに、やんばるの魅力を教えていただきました。
やんばるに訪れたきっかけを教えてください。
2002年、たまたま予約したツアーの宿がやんばるだったのです(笑)。シュノーケリングをしたくて、地元のネイチャーガイドさんにお願いしました。浅い海から深い海、潜らなくてもそこにたくさんの魚たちがいる。海にも山にも、手付かずの自然とたくさんの生き物たち。「こんなに美しい景色が日本にもあったのか!」と心から感動しました。
やんばるに通い続けたくなる魅力とは?
20年通っていても、季節や天気が変われば景色は変わりますし、お店も変化し続けていることが魅力です。「いつものお気に入りははずせない!」「まだ行けてないあそこも行ってみたい!」と思うので、通い続けても行ききれないというのが本音です。また、自然や文化を守るためにも、海も山も集落も、地元の方によるツアーの利用をおすすめします。
やんばるの大自然の楽しみ方を教えてください。
やはり、地元のガイドさんと一緒に行くネイチャーツアーが一番ですね。私が親戚のお姉さんのように慕っている「海遊び森遊びきじむなあ」のガイドの美冬さんは、本当に生き物が大好きな方です。生き物の知識を教えてくれますし、たくさんの発見に出会うことができます。特殊な目を持ってるのか!?と思うほど、生き物を見逃さないので、毎回、本当にびっくりしますよ!
やんばるで出会えた生き物を教えてください。
初めてヤンバルクイナを観察できた時は感動しました!「本当にいるんだ!」って(笑)。他にもノグチゲラ、ホントウアカヒゲ、クロイワトカゲモドキ、リュウキュウコノハズク、オリイオオコウモリ…伝えきれないほどです。次はケナガネズミに会いたいけれど、会えなくても全部が体験になるし「次回こそ!」という再訪の原動力にもなっています。
やんばるの自然以外の楽しみ方は?
自然ももちろんですが、人も魅力的なんです!おかげさまで知り合いも増えました。きっかけは2017年、当時、国頭村辺土名大通り会の会長だった宮城力さんとの出会い。辺土名大通り祭りのお手伝いをさせてもらったり、力さんが経営するバー「GreenRoom」や酒屋「丸重商店」の立ち飲みコーナーなどで、楽しくお酒を飲みながら地元の方と交流させてもらったりしています。
やんばるが第2のふるさとだと感じる理由は?
みなさんが本当にあったかいことです。久しぶりの訪問でも「おお来てたんだ~!」と喜んでくれますし、私は話下手なのですが、皆さんが楽しませてくださいます。そして、何よりも、皆さんから「やんばる愛」を感じます。地元の人が地元を愛していることが伝わるから心地いい。だから私は何度でも行きたくなるんだなと思います。

ほかの記事を見る

ページトップへ戻る