わたしたち、第2のふるさとを、
見つけました

地元の方と輪になり、繋がる!気仙沼で自分を取り戻す、会社員の週末旅。

宮城県の最北に位置し、港町として栄えてきた気仙沼。国境や年齢を超えてさまざまな人が漁場に訪れてきた歴史ある町。また、震災後は数多くのボランティアが訪れたこともあり、街を超えた交流がいっそう盛んになりました。
そんな気仙沼で「地元の方々と過ごす時間が好き」というまほさんは、大阪府で働きながら連休を利用して、気仙沼に通っています。
まほさんにとっての「第2のふるさと」気仙沼には、どんな魅力があるのか教えてもらいました。
気仙沼に通うようになったきっかけを教えてください。。
気仙沼にあるゲストハウスが実施する「ふるさとワーキングホリデー」への参加が、気仙沼を訪れるきっかけでした。コロナ禍で学校に行けなかった時期だったので、地元の方々と出会えたことが何より嬉しかったです。「どこから来たの?」と声をかけてくれ、輪に入れてくれる。気さくな方々に囲まれ、いつ来ても自然体の自分に戻れる居場所になりました。

※「ふるさとワーキングホリデー」
大学のリモート授業を受けながら、気仙沼の地で働くというプロジェクト。
気仙沼の人々の魅力を教えてください。
「気仙沼を盛り上げたい」と熱量を持った方が多いです。そのため、会話の内容も、仕事の愚痴などではなく、「〇〇がしたい」という前向きな話で盛り上がります。私は話をすることが苦手ですが、聞いているだけで楽しくなる話ばかり。その場にいるだけで幸せな気持ちになります。ゲストハウスでみんなが輪になり、楽しそうに雑談している光景が大好きです。
気仙沼のオススメの場所を教えてください。
漁船の係留風景が楽しめる内湾がオススメ。リゾート地の海ではなく、漁場として生活の一部になっている海の様子を見ることができます。たくさん並んでいる漁船を見て、磯の匂いを感じるだけで、心が落ち着きます。時間に縛られず、海沿いで過ごす時間は特別です。海だけではなく、新しくできた施設と昔ながらのお店が並び、歩くだけでも楽しい場所です。
内湾の近くで好きなスポットはありますか?
内湾から近い八日町商店街にある「くるくる喫茶うつみ」。カフェでは、地元の常連さんやスタッフさんが楽しそうにお話ししてたので、都会によくあるお客さん一人ひとりが独立しているようなカフェではなく驚きました。みんなで雑談を楽しめるような温かい空間です。ここに訪れればカフェのおしゃれな内装と、気仙沼の温かな雰囲気を楽しめます。
気仙沼での思い出に残っている経験を教えてください。
地元の方の田んぼの稲刈りをお手伝いしたことです。想像以上の重労働でしたが、遠くから見るだけでは分からない、稲穂の感触に感動しました。さらに苦手な虫も気にせず作業ができたことも、自分の中ではビッグニュース。自然の中に馴染むことができているようで、嬉しかったです。今まで眺めていた田んぼの景色の中に入って稲刈りをするという特別な体験でした。
気仙沼での好きな過ごし方を教えてください。
散歩をすることが一番好きです。どんな道を歩いても、周りには木々が並び、お花が咲いている。山や森を歩いているわけではないけど、周りを見るだけで癒されています。仕事のことや、嫌なことは考えずに、「空綺麗やな~」と、ボーっと頭を空っぽにする。古い街並みに残る看板や建物も、人の面影を感じて、見るのが楽しいです。

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